2009年04月09日

デザインを決定する方法

デザインについてとても楽しい記事を読みました。
良いデザインを決定するのはデータなのか、それとも… - Keep Crazy;shi3zの日記
デザインについてとても共感できる記事でした。
この記事は、「膨大なデータから計算されるデザイン」と「iPhoneなどの大胆なアプローチによるデザイン」について言及しています。
どちらのデザインも経験したことがあるそうな中の人の話はとても面白く、興味深いものでした。

僕はデザインと関係のないところで生きてきましたが、ブログのデザインや、アドセンスの配置など、ちょっとくらいならデザインについて悩んだこともあります。
例えばアドセンスだと、配置するバナーの大きさ、配置場所によってクリック率が変わります。
ですので、クリックをたくさんしてもらおうと思ってデザインを工夫します。
「どういうデザインだとクリック率が高いか?」という問題に対する答えは実際にいろんなバナー、配置場所を試してみて、その結果からはじき出すのが最も確実な方法だと思います。つまりこれは「データから計算するデザイン」ってことになると思います。

この「データから計算するデザイン」が有効なのは「自由度が低い」ときだけだと中の人は言っています。
自由度が高いとその計算量が収束せず、デザインの決定に時間がかかりすぎるという結果になるそうです。

それに対してiphoneなどのデザインは、デザイナーの志向を表したデザインになっています。

膨大な選択肢の中からデザイナーが良いと思ったものをセレクトし、フィルタリングし、つなぎ合わせたデザインになっています。
そこにはユーザーにこびる計算なんかないし、デザイナーのセレクションが効いたデザインになると思います。
やろうと思えば、どんなデザインでも可能だけど、その中から何を選択し、何を選択しないかが、デザインの良し悪しを決めるんだと思います。
全てを詰め込んでしまうのが日本の電化製品で、必要なものだけを選択し、他を切り捨てたデザインがiPhoneのような製品だと思います。

今はインターネットもあるし、日々便利になっています。知りたいと思ったことは瞬時に調べることができるし、やろうと思ったらやりたいこともできます。
そんなこの世界、選択肢が無数に存在する世界では、実は「何を選択しないか」が重要なんじゃないかと最近思います。
なんでも知ることができ、何でも選ぶことができ、どんなことでもやろうと思えば可能なこの世の中で、「何を選択し、何を切り捨てるか」ってことがその人のアイデンティティになるんだと思いました。

この記事を読んでいて、PLUTOの7巻に出てくる会話を思い出しました。

完全なロボットをつくりあげるなんて、やはり不可能なのか・・・
どうやったら目覚めるんだ、天馬博士。
いわば世界の人間と同数の人格をプログラミングしたんだ。
選択するだけでも膨大な時間がかかる・・・


将棋の対戦ロボットだって、計算時間を十分に与えれば人間に勝てるかもしれないそうですよ。
でも実際の将棋には制限時間があり、計算時間が膨大なロボットはその限られた時間で正確な答えを計算できないそうです。
計算すれば正解にたどりつくかもしれないけど、計算時間が膨大。

完全なロボットを作り上げるのも、将棋でロボットが勝つのも、「膨大なデータから計算されるデザイン」のアナロジーといえると思います。
そしてその問題を突破するのは、やっぱりいまだに「人間の志向性」だと思います。

複雑な問題を「デザイナーの志向性」で貫き、完全なロボットに「偏った感情」を注入する。
全てを選択するには時間がかかりすぎるので、「何を選択しないか」を決める。
そうすると問題はいっぺんにシンプルになり、iPhoneのようなダイナミックなデザインが生まれ、完全なロボットが目覚めるんだと思います。

あーあ、何の話かわからなくなってきた。
posted by 野原さん at 01:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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