2008年09月10日

劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇を見ました。

劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇を見てきました


劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇を見てきました。とても面白かったです。まあ面白いのはもちろん見る前から分かっていたことで、そして実際に面白かったです。

グレンラガンを面白いと思う理由について考えてみた


それで映画を見ながらずっと考えていました。なんでこの映画を面白いと思うのか、ってことを映画を見ながらずっと考えていました。

仕掛けられたスイッチ、それはフラグとベタ展開


グレンラガンはアニメのときから面白かったですね。僕の中のいろんな「スイッチ」を踏んでいきます。僕には押されると絶対に面白いと感じてしまう「スイッチ」がたくさんあります。これってみんなそれぞれにあると思うんですよ。その脳の中の「スイッチ」を押されると、面白いと感じる。グレンラガンは僕のそのスイッチをたくさん押してくれます。

スイッチの種類はたくさんあると思います。よくフラグっていわれるもの。死亡フラグとか、他にもたくさんのフラグがあると思うんです。そういうフラグがスイッチになると思います。またはそういうフラグの複数の合わせ技がスイッチになったりすると思います。

他にスイッチだと思うものは、特定の「展開」です。世の中には本当にたくさんのアニメがあるので、典型的な展開、ストーリーってあると思います。たとえ典型的でも、日本でアニメ見て育ったんなら面白いと思うしかない「展開」。そういう黄金の「展開」もスイッチになり得ると思います。

制作者のセンス


劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇。この映画ではこんな感じの僕の脳にある「おもしろスイッチ」をたくさん押してくれます。だから面白いと感じるんだと思います。
そしてグレンラガンを見て思うのは、「制作者はおもしろスイッチのありかをたくさん知っている」ということです。
制作者はおもしろスイッチがどこにあるのかを知っている。たくさんのスイッチのありかを知っていて、それを量産することができるんだと思います。どういう演出、どういうフラグ、どういうフラグの組み合わせがおもしろいのかを知っていて、それを意図的にアニメ内にちりばめ、量産することができるんだと思うんです。

グレンラガンが面白い理由


そんなスイッチがたくさん仕掛けられた映画だから、面白いと感じるんだと思います。ある程度ベタな展開、ベタなフラグ、でもある程度ベタであるからこそポイントを外さない「スイッチ」。グレンラガンを見ていると本当に「スイッチ」の使い方が上手だな、と思います。

グレンラガンの楽しみ方


そしてここで重要なのが、「制作者が意図的にスイッチを量産できる」ということを僕が「すでに知っている」ということです。テレビでアニメをすでに見ているので、制作者の安定感があらかじめ担保された状態にあるわけです。
つまり、お互いに安心して、わざとスイッチを仕掛ける、わざとスイッチに引っかかる、という構図がここにはあると思います。
典型的に「スイッチ」が仕掛けられ、「見る側」がある程度わかった上でそのスイッチを確信犯的に踏む。
ある程度予定調和。あるていど予想できる展開。そういう構図を「作る側」と「見る側」があえてなぞることでおもしろさが倍増すると思います。

15話分をどうやって2時間にするか


劇場版の天元突破グレンラガン、紅蓮篇では、テレビで放映したアニメの14話か15話くらいまでの部分をまとめたものになっています。そのため、物理的に考えても2時間くらいの映画に収めようと思ったら短く大事な部分だけを編集する必要があります。しかし、ここで編集しすぎたり、もしくは編集が下手だと、2時間じゃ伝えたいことを伝えられないという事態になってしまいます。「大事な部分」だけをうまく抽出しなくちゃいけないわけですね。

メタ情報で情報密度が最高に


よく大事な抽出情報をメタ情報とか言いますが、この編集の段階で情報の「メタ化」が行われています。映画にする過程で、1話から15話までで重要な部分はさらに強調され、重要でない部分は省かれる。アニメは本来すでにメタ情報です。映画にする際にこのメタ情報をさらにメタ化して、メタ・メタ情報になっています。キタンやロシウに初めて出会うシーンは「敵のアジトに行くまでの旅の途中」というメタ情報になってまとめられています。

全ての演出には意味がある


メタ・メタ情報になると本当に必要な部分だけが残っています。そのため、制作者がどの部分を重要と考えているかが理解できます。グレンラガンの理解を深めることができます。
メタ・メタ情報になっても「スイッチ」はしっかり用意されているので、面白くてあたりまえなわけです。シモンの心境のうつりかわり、カミナのキャラ設定、本編中の会話。その全てが意味のあるもので、フラグであり、メタであり、スイッチであるわけです。

まとめ


劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇。とても面白かったです。いろんなことを考えさせられました。またみたいなぁ。螺巌篇も早くみたいなぁ。

なんというダサかっこよさだ。あとヨーコエロ杉。ヨーコvsアディーネも見ごたえあったかな。勿論乳的な意味も含めて(*´д`*)。「天の光はすべて星」。この言葉だけで泣けてしまうのは年取ったせいですね。いやー、ドリ肌たちましたww。
posted by 野原さん at 02:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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